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社会科学助成金経理取扱要領

公益財団法人野村財団の助成金は、助成対象となる実施期間開始日から使用できます。
以下の要領によって経理処理を行ってください。

設備備品費

申請に基づいた研究目的達成のため必要な図書・資料の購入および特に必要とする研究用の機器調達費として使用できます。但し、所属大学等において常用として整備すべき物品(机、椅子、書棚等の類)の購入費に充てることはできません。


消耗品費

計算用紙、コピ−用紙、印刷用紙、調査用カ−ド等の用紙類、その他文具費、設備備品とならない少額の物品の調達費として使用できます。


旅費・交通費

調査・研究会等のため勤務地を離れて出張、移動する場合の交通費および宿泊費等の実費に使用できます。


謝金

アルバイトに対する謝金、研究プロジェクト関係者以外の研究者等に協力を依頼した場合の謝礼に使用できます。支払いにあたっては計算の根拠を明確にしてください。


間接経費・オーバーヘッド

所属機関へ支払う間接経費・オーバーヘッド(使途が明示されない学内費用を指します)の使用については、当財団では特に定めておりません。所属機関の規則・規定に準拠してください。


その他

通信費、印刷費、計算委託費、研究会のために借りた場合の会場費等に使用できます。会合の際の茶菓・軽食は差支えありませんが、旅費によって日当・宿泊費等を支出した場合、重複して食費を支出することはできません。

*帳簿を備え、支出は上記の科目毎に正確に記録し、また領収書・計算書等は確実に保管してください。



以 上



2017年4月1日改訂

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